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月間ブックレビュー 3  2017年3月 今月は何読んだ?  花粉症きつい!

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月間ブックレビュー 3  2017年3月 今月は何読んだ?

花粉症のきつい月です。

なかなかここ数年、3月は目鼻が不調です。

3月は人と会う事もあり、そのため読んだ本も数冊あります。

さて創作活動に少しずつシフトしていきたいと思いながらの1ヶ月、

できる事から始めます。

 

※このブログでは、ぼくが1ヶ月読んだ本を記録として残しています。

トップの9面画像は実際に手に取って読んだものを撮影しています。

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1.老後に破産しないお金の話 /美しく生きる女(ひと)のお金の作法

大竹のり子著

本当は2冊だが、あえて一冊にまとめて

書きます。

老後に〜は、少し前に書かれたもの、

美しく〜は最近のもの。

 

老後〜

長寿社会になっている昨今、

年金だけでは暮らせないのは事実で

保険の見直しやローリスクの投資も必要である事を説いている。

リーマンショック、東日本大震災、チャイナショックなどを経て

相場も変わっているので、今と合わない話題もあるが、何れにしても誰でも歳をとる。

それだけは間違いない。

 

美しく 〜読んで思ったのが

ページを開いた上下の幅がとても広い。

多分、学術書、経済誌を読んでいない女性のためにあえてこうしたんだろうけど、

やや観念が多いかな、というのが印象。

欲しいものは7日我慢して、本当に買う必要があるかどうか判断する。

これは言わんとしている事はよく分かる。

投資や商品の話にあまり触れずに書きあらわす事は難しいだろうなと感じる。

 

2.ケンカの流儀

佐藤 優 著

佐藤氏の著作は必ずと言っていいほど月に何冊か読んでいます。

氏の文章のテンポがぼくには心地よい。

外務省時代、また収監されていた時期など幾多の修羅場を経験された佐藤氏の

修羅場を作り出すのも自分である、という言葉は

艱難辛苦を乗り越える希望を見出せる。

また創価学会池田大作名誉会長、池上彰氏などそれぞれの苦難を乗り越える

術を言及していることも興味深い。

巻末の中瀬ゆかりさんとの対談記事も面白い。

3.お金原論/お金の教養

泉 正人著

訳あって1で取り上げた

大竹のり子さんの著書とともに読みました。

 

お金に苦労しているのは

お金の教養を学んでいないからというのが

著者の主張。

まずは給与の2割をおろせない預金に

もう2割を自己投資に

そして残りの4割で生活費を賄う

 

そして家計のP/L、B/Sをつけて

出費の見直しをし、そこから自分の資産が

どれだけあるか理解する

そこまでやって、お金に働いてもらう事を

考えよう、というもの。

 

著者はお金に働いてもらうには

5つの島に旅立たせようという。

その5つの島とは

①株②為替③不動産④債券⑤商品  による

分散だという。

しかし、いきなり投資しても失敗するので

まずは5つのうち、どれかを徹底して学ぶ事だと言っている。

 

ゴリゴリに商品を勧めるのでなく

あくまでお金の教養、すなわち使える知識を体系的に学ぶ事を伝えていることは好感。 不動産投資による資産形成が著者の場合、成功の要因かと思う。

ただ、なぜだろう 文章に虚無感を感じるのは。

 

 

4.起業家という生き方

小堂敏郎 谷隆一著

 

前月から安藤百福さんのことを読みたく、見つけた本。

〜という生き方とのシリーズ本のようで、他にも幾つかある。

 

 

5.図解 養生論 ほどほどに生きる

齋藤 孝著

人生を楽しくするため、ほどほどに生きる。無理をしないことを

図解も合わせて紹介。

ただし仕事はほどほどではダメなようである。

ぼくは疲れたら足つぼマッサージなど自分でやってるが、このような

疲れたら自分の体をさするのも良いらしい。

 

 

6.なぜ、真冬のかき氷屋に行列ができるのか?

川上 徹也 石附浩太郎著

湘南にある年中、かき氷を販売している埜庵の石附浩太郎さんの体験とインタビュ

ーをまとめたもので、今でこそ一年中、かき氷を売っていること、また客単価も800

円以上であることはスタンダードになりつつあるが、

前途多難であったこと、当初はかき氷一本でなく、様々なメニューを展開していた

ことなど、そして今もクレジットカードの入会申請ができないなど、飲食業の大変さも赤裸々に語っている。

 

石附さんが語る、かき氷といえども勝負するのは飲食だけでなくエンタメなどもラ

イバルかもしれないとの言葉は深い。

このブログも一本化すること悩んでいるので参考になります。 起業したい人必読。

 

 

7. イスラエルを知るための60章

立山良司 著

この『〜を知るための60章』シリーズは外交官をはじめ研究者が、その国の経

済、文化、歴史などを紹介しており、とても面白い。

中東のイメージが訪問したことないだけにどうしても分からなかったが

なるほど、米国からの多額の補助、そして軍需産業、ハイテク産業、農業で活性化

していることは理解できた。

しかし戦争の火種が消えることがないことに言い知れぬ業を感じる。

 

 

8. 本当に分かる債券入門

大槻奈那・松川忠著

著者はテレビなどでもよく知られている人物であるが、この債券の書籍については

申し訳ないが、分かりにくかった。実務的でないなと。

金融商品の中でも債券は金利という我々の身近なものであるにもかかわらず、

理解を深めるのは難しい。

ぼくも業務において勉強しているが奥が深い。

ページを割いてまで載せるべき表やグラフなのかな、と思うものや

債券の種類についても公共債(国債、地方債、政府保証債、財投機関債)の説明も

もう少し欲しかった。

また国外債や仕組債についてあまり触れておらず、運用商品としての仕組債の

記事がない。

いずれ、ぼくが転職して金融の知識を深めるために読んできた入門なども紹介した

い。

 

 

 

9.藤子不二雄Ⓐ 藤子・F・不二雄二人で少年漫画ばかり描いてきた

すでに藤子不二雄Ⓐ先生の『 まんが道』で知っているエピソードもあるが

今、ドラえもんを読み返したり

先日も川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムに行ったりと

創作の原点を探し求めている気がする。

 

まとめ

さて

ブログをはじめて3ヶ月。

Facebookでもやってました、この読書記録ですが、こうしてみると

自分のその時の気持ちもよく分かります。

今月であれば

創作活動や起業家の本を読んでいるところに

何かやりたいとの意思が表れてます。

4月からできることから

はじめていきます!

 

老後に破産しないお金の話 (成美文庫)

美しく生きる女(ひと)のお金の作法 ささやかな26の習慣で、お金が貯まりだす

ケンカの流儀 - 修羅場の達人に学べ (中公新書ラクレ)

お金の教養―お金が増える7つの法則と仕組み

お金原論

起業家という生き方 (発見! しごと偉人伝)

図解 養生訓

なぜ、真冬のかき氷屋に行列ができるのか?

イスラエルを知るための60章 (エリア・スタディーズ)

10 本当にわかる債券と金利

11藤子不二雄A 藤子・F・不二雄 二人で少年漫画ばかり描いてきた (人間の記録 171)