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待ったなし!の働き方改革   パラレルキャリアを考える

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待ったなし!の働き方改革 パラレルキャリアを考える

1.誰もが考える好きな事を仕事にしたい

 

週刊東洋経済 2016年10/29号 [雑誌]( ふたつの仕事でキャリアを磨け 副業のススメ)

 

ふと、会社のマガジンラックにあった

東洋経済を読みました

 

昨年の特集のようですが

副業禁止の業務のためか、誰も読んだ形跡は

ありません

 

東洋経済の半分とは言いませんが

殆どのページを副業特集に割いており

 

なるほど単なる副収入を得ようというだけではなく、

人口減、高齢化から起こる人手不足への対応だと気づきます

 

好きな事、趣味や憧れが仕事になれば

それは誰もが考える、思う事

 

僕だってしゃべる事をメインに講師業やタレントみたいな仕事

 

またいつかはジオラマやプラモで本が出せるくらいのスキルを磨きたいと

 

思います

 

でもなかなか好きな事、得意な事が

仕事にならない現状もあります

 

2.やはり市場は需要と供給

 

いくら好きでも、欲しくない人に

売っても買ってはくれません

 

必要のないサービスをすすめても

強要になってしまいます

 

また需要はあっても、求められるスキルでなくては対価を払ってもらえない事もあります

 

そう思うと

今後起こる副業、パラレルキャリアは

単なるブームではなく

働き方そのものの意識も変わるでしょうし

 

手に職ではありませんが

特技、経験、知見が重要となります

むしろこれは社会に出て

15年以上経つ人向けの施策です

 

3.資格から経験   転職サービスは人を見よ

 

新聞の折り込み広告やコマーシャルでも

資格の通信講座のお知らせを見かけます

 

資格が転職や副業のある程度の基準になる事は間違いないですが

 

資格を取得の有無で判断できない仕事も

世の中にはあります

 

また今後、経験や人間性を重視するでしょう

 

実際に既存の転職サービスは

資格、履歴書、職務経歴書を打ち込んで

ふるいにかけますが

 

最近、アプリなどである転職サービス は

まず会社に訪問したい

話を聞きたい

遊びに行きたい

ランチでも

 

と非常にライトな出会いから始めて

ガチの面接ではなく

お互いの人となりを見るようです

 

それで相性が合えば、面接に!という流れ

 

これであれば学歴や資格だけでスクリーニングしていつまでも採用に至らない

機会ロスを減らすことができるかもしれません

 

転職サービスの方も人を見るサービスに

変えてみては?

 

4.パラレルキャリアは日本に浸透するか

 

まだまだ浸透するには時間がかかると思います

 

しかし大企業で決定事項に時間がかかることや

声が大きい人の意見だけが通る仕事は

やがて淘汰されるでしょうし

 

若い人も志望しないと思います

 

でも大企業には存在理由があります

資本力がある事も間違いありません

 

業種によっては

個人情報の漏洩

副業先での事故  ケガなど

副業先にヘッドハンティングされる など

懸案、課題があることは間違いありません

 

そのガイドラインを政府、厚労省、企業が

整えたときに大きく時代は動きます

 

人間関係や苦手な事で心身すり減らすより

場面を変えるような副業で

充実して生きられるなら

進めるべきだと思います

 

5.資本主義の在り方が変わる

 

いずれにしても20年のオリンピックに向け

またその後を考えたときに日本において

 

現在の資本主義に懐疑的になるのでは、と

思います

 

どの仕事が高収入、儲かるか  から

どの仕事が生産性が高く、社会に必要かと

 

必要だから見合った収入に

収入が伸びないから副業を  

 

そのような社会に変わっていくのでは

ないでしょうか