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小学校の先生が転職して 会社員になるまで

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人それぞれの転職事情がある

電車に乗ると転職を薦める

広告をよく目にします

広告にはあらゆる大企業が募集をしていることを感じさせる、転職フェアもよく行われています。

さて、ぼくは小学校の先生から転職し、現在は

金融関係の仕事に就いています。

 

よく外部の方に、ぼくの経歴を話すと

珍しいですね、と関心を持たれる事が多いです。

確かに民間企業から学校の先生になることはあっても、その逆パターンは

先生から企業に転職した人の話は

あまり見受けません。

そう考えると、これまでお世話になっている企業(2社)には本当に感謝の思いでいっぱいです。

勿論、いろいろ悩む事もあるわけですが

では、小学校の先生が転職して会社員になるまでどのような事を考えて、行動したのか

回顧していきます。

 

くれぐれも転職のテクニックや方法論では

ありませんので、ご了承ください

 

 

社会の何も知らない危機感

 これが転職の最大のきっかけです。

小学校の先生にはなりたくて、なりたくて

仕方がない仕事でした。

だけど、実際に就職が決まり

日に日に、社会人になるときが近づくにつれ、

社会の事を何も知らない自分がいる事に

危機感を募らせました。

しかし、日々の業務に追われ、特に

小学校の先生になっての1年目は

仕事にも慣れてないので、何か別の事を考えてる余裕はありませんでした。

 

また、その頃の

株価とか世界ではどんな事が起こっているかなど、全く知りませんでした。

 

恥ずかしい話、

アジア通貨危機、山一証券の破たんなど

遥か彼方の出来事に感じていました。

 

学校の先生であった10年は大切な思い出です。

この経験が今はとても活かされていると感じます。

 

 さて

約10年勤め、すぐに転職先があったわけでなく

しばらくは

自宅でデイトレードの真似事や

ネットオークションで転職のための資金作り

日雇いで百貨店のマネキン作ってました。

 

いちばん辛かったのが

日雇いでは3番という腕章をつけており

そこでは、氏名でなく

『3番』と呼ばれること、また

勤めていた学校の生徒と駅で出くわすことでした。

 

また中国、上海にも行きましたが

あまりの言葉のスピードに圧倒されて、すぐに帰ってきました。ヘタレです。

 

自分の思いをノートに書いていく

そんな中で

自分はいったい何をやりたいのか、ノートに書くようにしました。

5年後、10年後とそれぞれ

叶えたいこと、実現したいことを書き綴りました。

 

当時のノートを今も持ってますが

未だ叶ってないことが多いですね笑

思いは持ち続けていますが、

結構大それたことを書いてます。

 

そして、

それを実現するためには

何が現時点で足りないのかも、自己分析しました。

 

足りないことは何かを考えながらも転職活動

飲食、IT、大小様々な商社など実に

70社近く受けてきました。

もう一度社会へ出るために自分に足りないものは何かを考えながらも、とにかく仕事を見つけないとという焦りもありました。

 

しかし元小学校の先生が転職など、あまり前例がなく、履歴書の書き方も分からずで、初めの頃はバッタバッタと不採用が続きました。

 

もらったお祈りメールも数知れず、心が折れそうになりました。

 

そして足りないことは、行き着いた答え

 

一つは経験

一つは経済の知識というところに

行き着きました。

 

経済か・・・

確かに大学も教育学部卒業で

何一つ、経済のことは勉強しなかった。

株もデイトレードの真似事だけで

実際にどのような影響を受けて値動きしているのか本当のところ分かっていない。

 

起業するにしても

事業計画、財務について分かってない。

 

ぼくは本当は

モノづくり、映像や創作の世界に行きたいと思っていました。

しかし、あえて自分の苦手な分野に行ってみよう。

 

そう決めて経済、金融の分野に焦点を絞りました。

 

銀行、商社、証券と転職活動を絞り込み

金融機関に関心を持ちました。

当時はlivedoor、堀江貴文さんが時代の寵児のように扱われ、livedoorの株も少額で買えるという株のブームでした。

また、テレビでアナリストなど経済動向を話している姿を見て、

このように経済について話せる仕事をしたいなと思ったのがきっかけです。

 

しかし、入り口はどこにもありません。

ましてや未経験で、しかもこの前まで

小学校の先生だった人間が果たして転職できるのか!?

 

また続きは後ほど

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