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月間ブックレビュー 1  2017年1月 今月は何読んだ?『学びへの挑戦』

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月間ブックレビュー 1  2017年1月 今月は何読んだ?『学びへの挑戦』

0. はじめに 『学びへの挑戦 』とは

新、と付いているのは  これまで3年間Facebookにて

月に読んだ本を記録しておりタイトルを

として、読書、プログラミング、電子工作、英会話など自身が学んでいて、その進捗や感想を述べていた、その名残りです。

 

そして今回『新』として、もう一度ゼロリセットして

改めて毎月、読んだ本の記録を残します。

主に9冊!

人生の限られた時間の中で

思索できるよう、少しでもページをめくりたいと思います。

 

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1.今月のリスト

  1. しんがり 山一證券最後の12人 (講談社+α文庫)
  2. 僕らが毎日やっている最強の読み方―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

  3. 幸せって、なんだっけ 「豊かさ」という幻想を超えて (ソフトバンク新書)

  4. 「ゆっくり」でいいんだよ (ちくまプリマー新書)

  5. 2020年の日本人―人口減少時代をどう生きる

  6. 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

  7. 自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

  8. 武器としての書く技術 (中経出版)

  9. グローバル投資のための地政学入門

 

2. 今月読んだ本

 

しんがり  山一證券 最後の12人

清武英利著

しんがり 山一證券最後の12人 (講談社+α文庫)

 

今年で山一證券が自主廃業して20年。

倒産した後も残務処理、そして不正の究明に取り組んだ12人の社員の活動とその後を

小説として描いている。

同じ金融機関に勤めるものとして、しんがりの方々の仕事の姿勢は肝に銘じたい。

 

 

〈インターネット〉の次に来るもの

未来を決める12の法則

ケヴィン・ケリー著

〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則

 よくもまぁ、グラフも図なく

ここまで書けるなぁというのが第一の感想。

しかしながら、インターネットが

20世紀末から今世紀にかけて、生活インフラとともになくてはならない存在になった今、

マネタイズできるものも変容している事は、本書を読むとよくわかる。

特に、これまでは固定化されていたもの

また既得権益に守られたものが、

価格の自由化や技術による小型化をへて

ついには低価格、無料にまでなるサービスが

どれだけ増えたか。

こう書いてしまうと、はて?何のことと分からないかもしれないが、

今こうしてブログを見ている通信費

スマホで聴く音楽や動画などが、いや

携帯電話自体にもそれが言える。

それだけ世の中は変わっている。

さて、インターネットの次に来るものと書かれているが、結論はない。

ただしインターネットの技術から次に来るものは著者は明確にしている。

金融がその旗印になろう。

 

人口減少時代をどう生きる

2020年の日本人

松谷明彦著

2020年の日本人―人口減少時代をどう生きる

10年前、すなわちリーマンショックの前に

書かれている書籍で

著者はデータに基づき、人口減の中で

労働、賃金、国際化に伴う外交など

事細かく表しており、ほぼこの通りに

日本が地方との格差を生み、高齢化にまっしぐらに進んでいるのが分かる。

 

倒産すべきでない地方の企業まで失われ、

消耗しているこの姿

大都市で若者が減り、地方に若者が戻る傾向が始まるという。

  

僕らが毎日やっている最強の読み方

 新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

 池上彰・佐藤優著

僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

 

ゆっくりでいいんだよ

辻信一 著

「ゆっくり」でいいんだよ (ちくまプリマー新書)

幸せって、なんだっけ 「豊かさ」という幻想を超えて

辻信一 著
幸せって、なんだっけ 「豊かさ」という幻想を超えて (ソフトバンク新書)

 電車の中で、学習塾の広告に

辻信一さんの文章を用いて入試問題が出ており

思わす読みたくなって2冊読んでみた。

同じ事書いてます。まあ同じ著者だからね。

資本主義に対する警鐘と書けば、それまでなので、筆者はスローライフの提唱者でもあり

特に『幸せって〜』の方は経済の本という位置づけで書いている。

GDP、国内総生産の解説から、それが本当に国の経済力を測る尺度なら、なぜ人は幸せを実感できないのか

そこには時間に追い立てられている生活があるから、と読み手に感じさせるのは筆者の主張だろう。

確かに

大切なものを見失いかけてる、そんな気がする。

 

武器としての書く技術

イケダハヤト著

武器としての書く技術 (中経出版)

 ブログを書くために勉強しようと購入。

確実にブログで稼ぐには

書き続けること、これに尽きる。

簡単そうで一番難しいのは、始めることより

続けること。

そして1つの記事で稼ぐなんてことはあり得ない。書かなくても書いて、書き続ける

ストック型ビジネスと同じなんだ、という

筆者の考えには、苦労が垣間見える。

でもそう見せないのがイケダハヤトさんなんだろう。きっと。

 

 

自分の時間を取り戻そう――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

 

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

 働き方改革が問われる昨今で

きちりん氏が説く、豊かに生きる、仕事をする方法。

 よく似た本で伊賀泰代さんだったかな

生産性を高める、て書いてる本なあったなあと。

結局はタイムマネジメント、

ここで休みを取る!て決めて逆算の行動なんですよね。

 

グローバル投資のための地政学入門

藤田勉著

グローバル投資のための地政学入門

 

昨年刊行された書籍で

トランプ大統領に決まる前に書かれた本であるが、トランプ政権になった場合のリスクも

記されている。

中国の経済は今後の米国との摩擦が波及し農村部に拡大したEC環境が内需拡大に

結びつかない時、さらに減速するだろう。