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ニュースについて解説! 就活学生 必見!経団連、インターン1日だけOK 18年就活ルール   日本経済新聞より

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インターンシップはもはや、企業も大学も当たり前の時代! インターンシップあるある

教師の経験が活かされているのか、ぼくはインターンシップに関わる業務を行っています。 職業体験、また就活する学生にとっては、企業や社会人を知る機会になります。 最近では大学も単位認定していたり、ネットではどの企業のインターンがよかったか、など書き込みもあります。ここ数年、経団連がインターンシップや就職活動のルールについて定義付けを行っています。そんな中でのニュースです。

1.まずは記事より

 経団連の榊原定征会長は10日の記者会見で、2018年の就職活動(入社は19年春)のルールを発表した。

 

 企業説明会の解禁は3月1日、採用面接は6月1日とした。

一方、インターンシップ(就業体験)は「5日間以上」とする日数規定を削除して1日でも可能とした。

 

 IT(情報技術)関連や外資系企業が1日インターンを通じた採用活動を実施するなか、経団連の会員企業からは日数規定が障害となり、接触できる学生を増やせないと不満が募っていた。

 新卒をめぐる囲い込み競争は一段と激しくなる見通しだ。

 

2018年の就活ルールのポイント


▼…日程
・説明会は大学3年生の3月、採用活動は大学4年生の6月
・内定日は大学4年生の10月


▼…インターン
・5日間以上の日数規定を削除→1日開催も可能に
・質を維持するため内容の公開を求める
・採用活動への活用は禁じる


 経団連は会員企業の約1300社に同ルールの順守を求める。

 就活日程では企業説明会の解禁を3月、採用面接を6月とするのは3年連続。

 第2次政権の発足後、安倍晋三首相が大学3年生の間は学業を優先できるよう就活の後ろ倒しを経済界に求めた経緯があり、経団連は今回も日程を据え置いた。


 一方でインターンのルールは大きく変更した。1日開催のインターンを容認したとの同時に、内容の公開を求めて教育効果をチェックできるようにする。

 

 経団連がルール変更に動いたのはインターンを通じた学生の囲い込み競争がある。

 

 リクルートキャリアの調査によると、1日インターンを17年度に実施予定の企業は回答した685社のうち44.5%。

5年前に比べて7倍に急増した。

経団連に加盟しない外資系企業などが学生の冬休みに合わせてインターンを相次いで開催。

 できるだけ多くの学生に接触して優秀な人材の囲い込みに動いている。

1週間以上のインターンは18%と半減した。

 

 経団連が16年に開いた採用担当者を集めた会合では「非会員企業と採用活動の環境が不公平だ」との声が相次いだ。

 

 17年4月卒の学生の求人倍率は1.74倍と8年ぶりの高水準。

 大企業なら学生が集まりやすいとはいえ、優秀な学生の確保に各社は頭を悩ませ、矛先は非会員企業に向かっていた。

 

 経団連は就活日程を据え置いて政府の要望に応える一方、インターンを開催しやすくして会員企業にも配慮する結果となった。

 

 今回の措置は非会員企業と採用活動の競争条件をそろえる面で効果はある。

 

 学生にとってもインターンへの参加自体が事実上の「選考過程」である現実を考えれば、開催回数が増えるのは歓迎すべきことだろう。

 

 だが、自らの職業の適性を見つけるというインターンの趣旨からは逸脱するとの指摘もある。

 

 政府内にも「欧米の基準からはもはやインターンとは呼べない」(経済官庁幹部)との声があがる。

 

2.記事を通じて

経団連の方々が学生の頃はもちろん、インターンシップの制度はなかったわけですが、果たして

今の学生や企業のことを考えているか、疑問も残ります。

 

学生からすると、もはやインターンシップに参加することは就職活動の予習、リハのようであり、企業からすると5日間の受け入れは、それこそ通常の業務からすると”イレギュラー”な対応となります。

 

とはいえ、人手不足や企業のミスマッチが言われて久しい今、

学生にとって企業を知る機会であり、企業からすると学生に自分の会社や業務を知ってもらうことは、絶好の機会であり、社会貢献にもつながります。

 

一部では、営利目的の企業の中で、何のビジネスにもならないと批判している会社員もいます。

しかし、ここは一個人の考えも尊重したいところですが、社会の中にあって企業の存在が問われている中で、こうしたインターンシップなどの活動は重要に なっていることは事実です。

 

3.気になること

インターンシップの名の下に1日だけの開催ですと、時間が少なく、会社説明会と何ら変わりはありません。

 

また、インターンシップでは無給のものもありますので、中には研修として、バイトと変わりなく働かせる、粗悪なインターンシップ(とは本当は言わないが)もあります。 

 

また、経団連に属していない、外資や地方銀行、IT企業などは上述の日程やルールに当てはまらない採用を行うこともあるようです。

 

何れにしても、学生は学内のキャリアセンター、または企業の公式サイトなどを見て企業の下調べをすることをオススメします。

 

そして

インターンシップや就活はゴールではありません。

むしろ、

社会へ出る

スタートラインともいえます。

 

4.インターンシップあるある

かつて様々なインターンシップの企画、運営をしてきて

ぼくが見てきた様子です。 

こうならないように気をつけて・・・

 

インターンシップ あるある

①ワイシャツの下にバックプリントなどのTシャツ

②終了後の打ち上げばかり気にする学生

③昼食時、おやつですとプリン、お菓子買う

④スーツ、革靴にリュックサック

⑤終了後の『絆』を求めてLINEを気にする学生

⑥日経新聞の読み合わせで別の全国紙持参(スポーツ新聞持参のツワモノも!)

⑦スーツ、革靴に赤い靴下

⑧グループワークで
「僕(私)はマスコットなので! プロデューサーなので!」と何もしない

⑨Facebookではめちゃヤンキー、めちゃギャル

⑩終わったら何もせず元の暮らしに戻る