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アタマが悪いと思ったら、最大の理由は・・・無感動 ×無関心 ×無反応 にアリ!  話が聴けない学生に明日はあるか

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話が聴けない学生に明日はあるか 

先日、18歳〜19歳の学生さんに向けて講義を行いました。 

参加人数はおよそ80人。

 

世の中では今、何が起きているのか

またスマホなどで次から次へ流れてくる

ニュースをどのように読めばよいのか、

社会において情報を捉えるために

何をすればよいかなど

メインにしてお話ししました。

 

しかし・・・

 

18歳、19歳といえばこの前まで高校生です。

半ば、高校3.5年生のような状態です。

 

ぼくが話した会場では

難しい話だな、と思って眠そうな学生もいましたが、

頑張って聴こうとしている様子もうかがえました。

 

さてそんな中でいろいろ気づいたことがあります。

 

なお、はじめにタイトルで

アタマが悪いと思ったら、最大の理由は

と、つけていますが

 

決して誰かを否定するものでもなく、また

ぼくは決して自分がアタマが良いとは思っていません。

 

ただ、

なるべく物事をよく考えていく努力はしています。

 

また、この記事で特定の学校などを取り上げているのではありません。

 

結論から言えば

あらゆるものに関心をもたないと

生きる力をも削がれる可能性がある事を

示唆しています。

 

1 政治、経済の話が聴けない学生

せっかくスマホを持っているのにゲームやSNS、動画のみに使っている学生を

様々な場所で見かけます。

 

スマホも使いこなせれば、同じSNSでも情報の使い方も捉え方も随分、変わります。

 

ところが政治、経済の話題となると、全くわからない、聴けない・・・

挙げ句の果てには寝てしまう・・・。

 

ぼくはこのような学生を見るたびに、時間と思考の無駄遣いをしていると思います。

 

Yahoo!をはじめスマホでは様々なニュースが流れます。

おそらくわからない、眠ってしまうのは

関心がないためだと思います。

 

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しかしながら、スマホで流れるニュースの中で

例えばスポーツや芸能ニュースというのは

 

感動と共感を与えたり、時にはゴシップなど興味をそそるものもありますが

はっきり言うと

我々の日常生活にほとんど関係なく、影響を与えることはありません。

 

むしろ、関心のない

政治、経済のニュースにこそ、遠巻きであるものの

我々の生活に大いに影響を与えます。

 

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では、無関心・・・

何もわからないまま過ごすとどうなるか・・・

 

極端にいえば

社会の制度も知らないまま、搾取されることもありうる・・・。

 

簡単に言うと

無関心は自分の成長を自分で止めていることになります。

 

あなたの周りで、学校でずっとスマホでゲームをしている人

動画をぼーっと見ている人がいたら、または

自分が今、そうならば

スマホのスクリーン、ホーム画面を見て

アプリやブックマークなど

何か考え方、見るものを変えたほうが良いかもしれないですね。

 

 

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2 Instagram・・・インスタで切り取られた世界でしか感動できない

ぼくもInstagramなどで写真を投稿しますが、

あの一枚の写真で全てが充実しているとは限りません。

 

かつて戦争の惨劇を伝えるカメラマンの方からお話を伺った時

戦時中を表現する写真の中には

 

トリミング(切り取り)をしているものも一部あり、

戦火を撮影しているが、トリミングをしなければ戦場の向こうで

 

普通にカフェでお茶を飲んでる人もいる・・・とのこと。

 

そう、トリミング・・・切り取られた世界は

 

美味しい料理でないと

キラキラの照明の場所でないと

いつでも高級な服や宝飾品でないと

輝けない! 感動できない・・・

 

と思いがちですが

 

切り取る前の世界は、また、

きらびやかに思える世界の

見えない部分は

舞台裏は

 

案外、質素で普通・・・なのかもしれません。

 

それゆえに

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 このような何気ない空や

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景気や街で見かけた花を

きれいだな、なんて花だろうなど

感じたり、気づく心が無かったら・・・

 

何を見ても心が動くことがなくなるのでは、と

恐れすら感じます。

(上記2枚の写真はぼくが撮影したものです)

 

3 無反応 要するに意見がないから言えない、攻撃に走る

時折、

一生懸命に話しても壁に向かって話しているような

生体反応がまるでないような事もあります。

 

いろいろな事情もあるでしょうが、時には挨拶もない

話している最中に途中で入ってきて、しかも

人の前を通って、席に向かう学生もいます。

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また学校も高等学校くらいまでは生活指導などで注意をしますが

大学や専門学校では

ほとんど注意をされる事も少なくなるのかもしれません。

 

不思議なことに

そのような生活が続くと、注意を受けること、叱られることに免疫がなくなるの

でしょうか。

 

授業態度が悪いと注意を受けると

学生もきょとんとする・・・

何に怒られたのか分からないこともあるようです。

 

怒られること、注意を受けること、それに対して

返事をすることが少なくなる・・・社会に出た時に

自分の誤りに気づかないことも出てくるのではないでしょうか。

 

 

4 では、どうすれば・・・心がけたいこと

①群れないこと

クラブ活動などの延長や仲の良い友達などと聴講する時に席に座る場合が

あります。

 

あえて、そこで席を離す、離れることも

時には大事かもしれません。

 

ぼくは考えたい時、集中した時は一人になるようにしています。

 

だからこそ

 

②孤独に負けない

孤独な時間は辛い、話し相手もいない時は寂しさもあります。

しかし、あえて自分のやるべきことを優先するならば

時に誤解が生じても、孤独に負けず

自身の物事の上達に進むべきです。

 

③幅広い知識を持つ友達がいなければ作る努力をする

年齢に問わず、自分にとって幅広い知識を授けてくれる

友達や時には

耳痛いことを言ってくれる

先達をメンターに持ったほうが

良いと思います。

 

常に暴力的であったり、見るもの、読むものに偏りがあったり

政治、経済について関心を持たない人が周りにいるようであれば

少し、付き合い方を考えたほうが

いいかもしれないです。

 

 

 

5 社会は今、

便利になればなるほど、不思議なことに悩みは尽きないことを感じます。

また、物事を考えなくなってきている風潮があり

ニュースの本質を分からないまま、非難していることもあります。

 

冒頭にも書きましたが、ぼくは自分が

決してアタマの良い人間とは

思っていません。

その代わり、社会・・・世の中の仕組みを分かろうとする努力は

続けています。