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突破しろ!35歳限界説 転職経験者が語る3つの思考

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転職者7年ぶり300万人回復

本日、2月18日付の 日本経済新聞、朝刊にあった記事です。 転職者7年ぶり300万人回復 中年の管理職にニーズ「35歳の壁」「非正規が主役」に転機

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35歳限界説は消えるのか!?

転職の市場が広がっている。2008年のリーマン危機後に大きく落ち込んでいた転職者数は16年、7年ぶりに300万人の大台を回復。人手不足やグローバル化で中年層の管理職らにも転職の門戸が広がるなど、労働市場の大きな構造変化が進んでいる。転職後の給与の方が転職前より上がる傾向も鮮明だ。ミドルになると求人が減る「転職35歳の壁」は過去の姿になりつつある。

これまでは転職の限界は

35歳として、企業も業務に対する指導や

個人の成長を考えて40代以上の採用には

難色を示していた感があります。

しかしながら、日本は人口減と高齢化の真っ只中。

 

人材不足に悩む企業もあることも事情としてあります。

 

ぼくはこれまでに

2度の転職を経験しました。

業種業態によっては既に35歳の年齢にこだわらないところもあるようです。

 

ただ、この記事だけ読んで

お!そうか

転職がしやすくなるのか!と思うのは時期尚早です。

見出しには

 

転職者7年ぶり300万人回復 中年の管理職にニーズ
「35歳の壁」「非正規が主役」に転機

 

とあります。

管理職、そう

やはり、何らかの経験や知見を持っている人を求めている事が暗に示されているわけです。

 

そして段を変えて、非正規が主役と

 

これは一つの業種業態だけでなく

管理職、経験者を求めている業種と

非正規雇用の方を求めている業種が

それぞれあって、

やりたい事ができる、職業選択の自由

なりたいものになれる!というわけでは

ないと思います。

 

人手不足はどの業界にも起こり・・・

確かに人手不足はどの業界にも起こるわけですが

先述のように

高度な転職と誰でもできる転職には大きな差が生じると思います。

つまり転職市場は年齢層の拡大と変化が生じ、賃金、年収もまた

伸びない高齢者の転職になりうる可能性も少なくない。

では、今後の35歳以上の転職をどう考えれば良いのでしょうか。

 

転職経験者が語る3つの思考

ぼくは図らずも2度の転職を経験しました。

これからは1つの企業で終身、という時代ではないと実際に働いてみて思いました。

もし今後転職するのであれば次のように考えています。

①やっぱりパソコンスキルは磨くべし

これまではWord、Excelがそこそこ出来れば良かったものが、最近はPowerPointも

必須になるとともに、プログラミングも重要となっています。

求人広告も

UXデザイナー、UIデザイナー、エンジニアなどどのような業種でもアプリやwebに関わる職種を求めています。

企業が求めているのは、即戦力。

上述したように、なりたいものになれる!

夢を叶える転職かどうかは、個人なよるものもあるわけです。

 

②年収が下がっても好きなこと、得意なことを仕事にしたいか

ここは一番の悩みどころです。ベンチャーなどでは知見、経験を求めており

幅広い人材を求めていますが、スタートアップの中には現時点で勢いはあるけれど資金力が伴わない業種、企業も存在します。

また、それをよしとするベンチャーも存在し、

スカウトされた!俺って必要とされているんだ!と思わず企業からのスカウトに

身を乗り出し、給与が下がってしまうこともあります。

好きなことややりたいことなんだけど、給与が下がることに理解を示せるか、です。

 

③転職サービスや企業も意識の変革が必要

いずれまた別記事で書きますが

昨年からつい最近まで、ベンチャーや話題のIT企業、老舗の企業などいろいろな方々とお会いしました。

地方の企業は首都圏の人材を求め、

急進のIT企業は若手を集めてきたが故に”大人”を求め、

手っ取り早く即戦力を求めている企業など、様々な思いが交錯します。

 

そのような状況下で

転職サービス、エージェントも書類のみの選考だけでなく人間力や経験をよくヒアリングすべきと思います。

どうも、転職サービスの履歴書、職務経歴書だけでは浮き彫りにならない人物像もあるように感じます。

かくいうぼくもそうで、転職時にあらゆる転職サービスは登録、利用したものの

あまりしっくりくるものはなく、

1度目は自身で応募、2度目はスカウトでした。

たまに転職サービス企業も

入りたい会社があれば、ご自身で応募してみては?と

完璧、匙を投げた・・・自分たちもボランティアの就職支援ではないのでということをあからさまに言う始末。

まず企業も、とりあえず会社を見学に来ませんか。お話聞いてみませんか、という

余裕が、意識の改革が必要と思います。

これからの日本の労働市場は

来週24日のプレミアムフライデーなど代表される働き方改革もさらに進む中で

副業、パラレルキャリアの解禁がさらに進んだり、

定年、年金の受給も延長、

個人のスキルと人脈が学歴以上に重要になると予想します。

即戦力を求める労働市場のなるでしょう。